このレビューはネタバレを含みます▼
頑張って生きてきた(でも平凡な)一紗と、突如運命的に出会ったゼロと。ここから怒涛の展開になっていくのだが。前作の天音のような超美貌の持ち主でもないけれど、人としての内面の美しさを持ち合わせる一紗が性愛の喜びもΩの苦労も知ることになりながら、ゼロと着実に明日に向かっていく姿がとても良かった。コミックスαの花嫁から、共鳴シリーズのノベルに来たのですが前作共鳴発情と共鳴劣情にもハマり、当然この熱情に来て私はとても満足しました。首藤3兄弟がようやく黄金のトライアングルを構成したけれど、ぜひとも次作をお願いしたいです。無敵のケイキ兄さんが一番苦しい状況だけど、ぜひともリクくんと結ばれてほしいけどどうなるんだ!? 今作でケイキさんが兄弟思い、母親がけっこうヤバい性格ってわかっているのも確認できたし、お願いだからこの先頑張っていくリクと結ばれてほしいです。そして三男坊煌騎と天音も順調に行って欲しい。考えてみるとこに首藤3兄弟、みんな魂のつがいに巡り合って超レア!! さすがトップオブαの首藤だわ。 すっかりこのオメガバース世界観にハマってしまいました。