愛日と花嫁
」のレビュー

愛日と花嫁

渚アユム

🙂

ネタバレ
2022年12月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 神なαと神の末裔であるΩの世界. だけど、植物の抑制薬やアフターピルもある世界. 食物起源神話というプリミティブな世界観も、オメガバースを本能(原初的)のお話と捉えるなら、両者は思いのほか好相性なのかもしれず…なので、両者を繋ぐ部分はもう少し頑張って欲しかったです. 神の性質によって“注ぐ愛”は違って当然だし、“受ける愛”を広義に解釈することは出来るけれど、神になる条件がもっと説得力を感じさせる表現であれば尚良かったかな. とは言え、求め合わずにはいられないクロ×ルカの甘さと、“子供”が世界を変革するという説話的な雰囲気は良くそのお陰で楽しめました.
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