陽から暗まで、いろいろ詰め合わせ

3話の表題作と、短編集です。表題作は、高校生からの友人で、おじさんになってから一線を越えます。まあ、突然そうなった訳ではなく、10代では踏み込まなかった領域に、40代になったからこそ入り込めた、という事でしょうか。大人になって、弾けてしまうパターンですね。まあ、おじさん達なりに甘いです。
由元先生の作品はの2冊しか読んだ事がなく、ほんわか甘い作風かなと勝手に思ってました。ので、短編の、「異界」や「冥界」には、ビックリ。こういう作品も描かれてたのか〜！と、ちょっと衝撃でした。もちろん、暗な作品でも、あと引く不味さや重さは無いですが。基本は全部、様々にラブラブです。エッチも盛りだくさん。一冊まるまる表題作で、じっくり読んで見たかった、とも思います。