このレビューはネタバレを含みます▼
2円で売られたギャンブラー・誠実×廃れた闇オークションのオーナー・光太郎。太々しくて悲壮感ゼロの奴隷・誠実を2円で売り飛ばし、即キャンセルを喰らって仕方なく自分で買ったら懐かれまくったオーナー・光太郎。なにを言ってもめげずに纏わりつく誠実をどうしても振り切れず、なし崩し的に一緒に過ごすはめに。しょっぱなのスーパー玉出で鷲掴まれた(笑)二人のツッコミがいちいち面白い!光太郎の役に立ちたい誠実の押しの強さからあれよあれよと体の関係に発展して、そこから光太郎の中の燻ったものが炙り出されていく。暗い場所から引き上げられていくラストはしっかりシリアスで温かさもあり、ギャグとのバランスが絶妙で面白かった!底知れない誠実のキャラも味があって魅力的でした。今後も多分裏社会には違わないけど、今までよりずっと明るい世界で過ごしていけそう。