異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する
港川一臣/美紅/桑島黎音
このレビューはネタバレを含みます▼
1巻と2巻の途中までは戦闘シーンも力強く、凄く良かったのですが、王女様の押しが強過ぎて白けてしまいました…。
戦う術を持たないのに「恩人に会いたいから」という理由で危険な森へ従者を連れて行き、途中での戦闘で自身の地位や重要性を理解せず敵へ軽率にちょっかいを出し標的を自分に向けて…
そんな王女を守るために国の騎士達が無駄に殺される可能性を考えないのは、一国の王女としてあまりにも浅慮ではないでしょうか。
そしてその後主人公に会ってからの押しが強過ぎます。
フィクションにこんなことを言うのは無粋とはわかっているのですが、話し方も王女として教育を受けていなさそうなお転婆感があり、もう少し言動にリアリティがあると良いなと思いました。
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