デッドマン・ワンダーランド
」のレビュー

デッドマン・ワンダーランド

片岡人生/近藤一馬

ユニークな発想

2012年8月3日
血液が色んな武器になって敵を倒すor身を守る。という発想は面白い。

割と克明に人体の切断面や潰れた箇所、圧迫骨折を描いているのも、グロ絵が平気なら却って高ポイント。
総じて絵が綺麗だから、見やすい作品です。

しかし、話に深みはないなぁ。人道上いかに生きるか的な重いテーマが、グロ絵とゲームっぽい展開でライトかつ表面的に描かれている印象です。70話くらいまでこの手の作品では比類なきたるさでした。読むと眠気がこみあげ、眠剤代わりにはなりましたけど、マンガとしてどうよ。

コスパが悪いのも、いただけない。130か140話まで購読したけれど、もういいやな気分です。
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