このレビューはネタバレを含みます▼
110ページ挿し絵なし。王女ヒロインと幼なじみ側近ヒーロー。ヒーローは従順なふりをして、祖国を奪われた恨みを王や王女ヒロインに抱き復讐の機会を伺っていた。その反面、素直で優しいヒロインに惹かれてもいた。複雑な感情をヒロインに陵/辱という形でぶつける。そんな中ヒロイン奪還計画を練る婚約者は行動にでる…という話。面白かったです。ヒーローの好きだけど憎いという複雑な心境が伝わってきて、つい応援したくなります。婚約者が物分りの良い人間だったからこそすんなり纏まったのかなと。欲を言えば、挿し絵が欲しかったですね。歪んだ愛、愛憎劇が好きな方は是非読んでください。
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