逆行した悪役令嬢は、なぜか魔力を失ったので深窓の令嬢になります
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逆行した悪役令嬢は、なぜか魔力を失ったので深窓の令嬢になります

さかもとびん/蒼伊/RAHWIA

あれ…此れって…。

ネタバレ
2023年1月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーの骨格に何か《既視感》が有ると思っていたのですが。此れ、(少なくとも2巻までは)“捨てられた皇妃”と《物語の骨格》同じだよね。◆『聖女(神から選ばれた運命の子)に害を成した』として、コロされる◆其の瞬間、時を逆行して《聖女が現れる何年か前の時点》に回帰する◆今回こそはあんな悲惨な人生を送りたくないと決意して、まずは婚約を解消しようとする◆前回の人生では聖女を愛して、自分を嫌い捨てた婚約者の王太子(皇太子)が、今回の人生では何故か執着して来る◆王太子以外の男性からも想われ、ハーレム状態と成る…と。ヒロインに岡惚れした危ない神官は“アレン”(の位置)だよね。協力的な魔術師さんは“テルティウス”かしら。ヒロインが前回の人生を猛反省して『他人の役に立ちたい』と努力する所は“捨て~”より“外科医エリーゼ”かな。此の作品はヒロインの《魔力》とかを絡めているし、此の先はきっと全然違う展開に成ると信じています。でも現時点では☆2つです。
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