このレビューはネタバレを含みます▼
仁井ちく先生の作品はおまわりさんが初めてで、何だかんだでコミックス全部読んでます。先生の作品は、ガタイの良いキャラ同士か、主人公がかわいいキャラかに分かれるのですが、今回は後者。32歳とは到底思えないほどの童顔伊月と、そんな伊月に長年想いを寄せる23歳文篤。ストーリーはあらすじを読んだら分かりますし、展開もおおよそ予想できるかなという感じです。
先生の作品は、何というか…深く考えずに読んだ方が楽しめるんですよね!いろんな設定がありますし、想いを通わせる前に攻が受の身体を早い段階で貫きがちです笑。本作品も性急に感じてしまう点はありますが、文篤がベタ惚れなのが分かりますし、若さもありますし、伊月がチョロいので、いけいけー!と応援してしまうこのマジック!笑 「アレ」を見たのかと詰め寄るので余程のアレを期待しましたが、それかー(^◇^;)って感じだし、文篤が伊月と湊との関係を勘違いするにしても、あの場面見て「なぜ勘違いするんだ(゚o゚;;少なくとも伊月はラブな感じではないではないか!」と思うのですが、もう一度言います。深く考えずに読んだ方がいいです笑。本当の自分を曝け出した文篤が可愛すぎて全部帳消しになりますから!信じて読み進めていただきたい。かっこつけな文篤もいいですけど、伊月にだけ見せるズビズビ、デレデレ、好き好き〜な文篤に好感度爆上がりです!でもエチの時はガンガン攻めるのがたまらない!電子限定の描き下ろしも短いながらにしっかりとマウントを取る文篤に、思わずガッツポーズが出ました笑。
ツッコミどころはたくさんあるかもしれませんが、そういうものだと思って楽しんで読んでいただきたいです。ギャップ萌えとはこういうものだと改めて感じますし、「かわいい」がいっぱいつまっています。先生にはこういうかわいくも面白い作品を描き続けていただきたいです。