逆行した悪役令嬢は、なぜか魔力を失ったので深窓の令嬢になります
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逆行した悪役令嬢は、なぜか魔力を失ったので深窓の令嬢になります

蒼伊/RAHWIA

7巻まで読了

ネタバレ
2023年1月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 5巻は感情移入しすぎるとこちらの情緒がしんどいです。とくに外伝がつらい。せつない。こんなに感情を揺さぶられたのは久しぶりです。涙なくしては読めません。6巻にて犯人判明もろもろ人間関係も判明します。ただやはり並行世界の殿下のエピソードがつらい。殿下の責任もわかっているのに同情を禁じえない文章と表現力に涙がぽろり。7巻もつら。。なんかめんどくさいの来てさんざんいらつかせられてからの、え、ちょ、誘拐されてピンチのまま続くて、読後の気持ちのもっていきようがない。テオドールの切ないエピソードとあいまって、救出されるまでモヤる気持ちのままか〜。まだまだ続きます。ちなみにこれまでの各巻はこんなかんじかな
1巻、闇の精霊との契約とルイ様との関係好転
2巻、学園入学と聖女との出会い
3巻、婚約解消危機からのプロポーズ
4巻、ルイ様生命の危機と2つの世界
5巻、2つの世界のラシェルとルイ
6巻、諸悪の根源断罪、あらたな展開へ
7巻、新たな脅威登場、ラシェルピンチ(未解決)
ルイ様は巻を追うごとに愛情執着度が上がりますね。そこは萌ポイントだし、ラシェルも努力家で優しく好ましいヒロインですが、察しがあまりよくない。物語は横に広がり深みもあり、素晴らしい作品だと思います。ただちょっとヒロインの運命が苛酷に感じて。そもそもころされてますしね。とはいえずっと事件やら悪人との絡みやら続いてるのでそろそろしんどい。あと人のしのまつわるお話は個人的につらいので星ひとつ減です。
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