pink 新装版
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pink 新装版

岡崎京子

おばさんになった岡崎京子が読みたかった

2023年1月5日
80年代の岡崎の金字塔とされる作品。
俺岡崎大好きだけど漫画が文学になった!と言った批評家は一体誰なのだろうか。
主人公は若くて可愛いくてバブルだったからこの世界が成立するわけではっきり言って切実さに乏しい。自分のことさえ考えていればよかった時代のお話なので、今読む意味は無いように感じてしまう…。
事故にあうギリギリ前の作品は、世紀末の社会への闇感情がギャっと出たような感じで衝撃を受けたので、この人が今後どう語るか見たかったのに事故は本当に残念だった。
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