サレ妻シタ夫の恋人たち[comic tint] 分冊版
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サレ妻シタ夫の恋人たち[comic tint] 分冊版

村岡恵

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ネタバレ
2023年1月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 可愛くて妻として一生懸命な主人公のもか(派遣家政婦)とお勤め先の三角さん(作家)が主軸の物語。
もかは夫の不倫を友達から知らされて自分達に足りないものは子供だと妊活に急ハンドルをきりそこで夫婦の心情はすれ違い気味。
自分勝手でクズな正臣(初恋相手凛に再会して過去のダサメンからイケメンに昇華できたと勘違い)と過去の傷によって(元夫三角に構われずそんな中、流産してしまった?)ビッ○チになり果てた女、凛のやりとりが読者を煽りに煽ってくれます。
とにかく15巻まで読んで(すんません、先行の他所で)この二人の煽りに歯止めが効かないのでここらで一旦休読してラストまで待とうか。といったところです。
制裁ターンは思ったようなものではなさそうだし。
きっと凛の過去で同情を誘う手口を使ってくるだろうし、もかの過去はきっと毒親関連でしょう。
確かにこのような人間や人間関係が出来上がるまでの説明部分は必要でしょうが、長い!辛口で言えばうまい作家なら1ページの絵でそれを見せることも可能なはず。だらだら煽りばかりなので読後感が毎回最悪です。

結局正臣のような未熟で中身のない人間に惚れて一緒になったもかが自分の価値を知り本当の幸せに気づくことができる、それをうまく描いてくれることをお祈り申し上げます。
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