このレビューはネタバレを含みます▼
私は元々ルブリス推しなので、どうも腹黒っぽいアレンディスは推せなかったけど、9巻のアレンディスのアリスティアへの愛は切なかったです。もはや悪の一味に堕ちたと思いきや、愛ゆえに戻ってきてくれた。でもそのためにアリスティアから遠く離れたところへ行かなくてはならなくなったっていうのが切なすぎる。カルセインもアリスティアを好きなんだよね。こっちも成就しないだろうから切ない展開になるんだろうけど。9巻でとうとう美優と思われる女の子が現れてしまったけど、どうなるんだろう。アリスティアとルブリスが結ばれるといいんだけど。でももし美優とルブリスが結婚すると言うなら、アリスティアは側妃にはならずにカルセインと結婚すればあんな不幸からは逃れられるよね?ハッピーエンドを期待します。【完結を受けて】ティアが頑なでどうなるかと思ったけど、やっとルブとティアが結ばれてよかった!でももうちょっとルブとティアのラブラブな様子を見たかった。結婚後にどうなったのか、子供ができたのかも知りたかったな。最後、カルセインとの別れはセンチメンタルで寂しかった。後、貴族派と皇帝派の対立の中で起きていた陰謀の説明がちょっと複雑で誰が誰だか分からないことも結構多かった。縦読みも配信されているが、初っ端から誤訳がある。皇帝の側室の皇妃を後妻と訳しているのは明らかに誤り。横読み版ではちゃんと側室に修正されている。