肌にひそむ熱のありか
」のレビュー

肌にひそむ熱のありか

神楽日夏/高宮東

骨まで愛して

ネタバレ
2023年1月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「骨」ーいつでも寒くても、遼河は黒のタンクトップにジーンズにサンダルで倫生の骨を触りにやってくる。触り方がエロくてニヤニヤしてしまいました。遼河から倫生の完璧な配置の骨格に興味を持たれ、次第に骨だけ?骨以外は?僕自身は?と戸惑いから喰われたいと想う流れにドキドキ!芸術家同士のエッチもドキドキしました。

「唇」ーつきあい始めて3年後。芸術家同士お互いに、嫉妬・憧れ・尊敬・褒めたり励ましたりと、影響を与え合う2人がカッコいい。作品の描写が凄くて、実際に見たくなりました。芸術家として作品に対する熱情が伝わり、とても興奮させられました。遼河がワイルドな執着たっぷり&やきもち焼きで、倫生が美人で無自覚な小悪魔っぷりが最高でした。表紙が素敵なので、挿し絵が見たかったです。
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