転生悪役令嬢がモブの推しに嫁いだら、実は完璧スパダリキャラで溺愛されてます！！【特典SS付き】
小山内慧夢/敷城こなつ
このレビューはネタバレを含みます▼
よくある転生悪役令嬢物で、物珍しくて良いなと思ったのが「顔も出てこないモブ推し」と言うところでしたが、それ以外があまりにも好みじゃ無くて久しぶりに購入したのを後悔しました。
まず前世を思い出してからのヒロインがあまりにも酷い。馬鹿すぎる。基本馬鹿すぎるのにたまーに淑女っぽい受け答えや考え方をするのが、バランスが悪くてキャラが定まっていなかった。
そして、前世のオタク気質を思い出して推しが尊くて暴走！までならわかるけれど、今まで公爵令嬢として生きて来た記憶があるのに「ぎゃ！」などの叫び声や、稚拙で考えなしな言動が多すぎておかしい。
ましてや王太子妃教育を受けてきた淑女と言う事を最後は自分でも忘れているって、どう言う事なんですか？
これなら前世思い出し系ではなく、入れ代わり系にした方がまだしっくりきたんじゃないでしょうか？
あと挿絵が好みじゃなさ過ぎました。
これほど無い方がいいと思った挿絵は初めてです。
初めて拝見した先生だったのですが、90年代の下手な少女漫画かのような、描き込みだけ多いだけで古くてパースも不揃いな絵でした。
そしてヒロインと男爵令嬢の書き分けも全くできていなかった。ほぼ一緒。え？どっちがヒロイン？笑ってなりました。（ヒロインと男爵令嬢が似ていると言う描写は本編には全くありません。）
凄く辛口なコメントで申し訳ないですが、高いお金を払って貴重な時間を使ってこの作品を見た後のガッカリ感が酷過ぎて書かずにはいられませんでした。
すみません。
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