恋盗人
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恋盗人

山村美紗

この推理小説が読みたかった!

ネタバレ
2023年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 僕は年号が「昭和」から「平成」へと変わった時に山村美紗氏の「京都不倫旅行殺人事件」と言う推理小説を読みましたが、その時に、しかも「光文社文庫」としてこの「恋盗人」と言う推理小説の存在を知り、今回コミックシーモアで値下げしていましたので購入しました。それにしましても主人公の「細川知子」と言う女性を散々弄んで無理矢理「殺人犯」にしました「杉正彦」と言う男、本当に許せません!主人公に殺されました妻の「三千代」と共謀して主人公を毒殺しようとしたくせにのうのうと自らが犯した罪から逃れて世にはばかっただけでなく、主人公の妹の「優子」を寝取りましたから、まさに「憎まれっ子世に憚る」の見本ですね。世の中にはこんな人間が蟻の大群みたいに存在しているのでしょう。
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