異世界の沙汰は社畜次第
」のレビュー

異世界の沙汰は社畜次第

八月八/大橋キッカ

星4,4。くたびれ地味男アラサー、モテモテ

2023年1月14日
全3巻、完結。

タイトルでも予測できるよう、主人公の異世界トリップもの。
ただし、主人公がメイン(目的)ではなく、ピチピチ16歳美少女である聖女様の巻き込まれトリップ。
つまり、いらないオマケ(お呼びでない)、くたびれアラサー地味男の根性発揮物語(笑)。

各巻でサブタイトルが変わっているように、1冊ごとでそれぞれの問題点(事件?)が解決、区切りの良いエンドになっています。

1冊300〜400p弱と、まあまあページ数もあります。
いきなり全巻は…という方は、とりあえずの1冊読了も可能。
好きなら、続刊をどうぞ。

全く恋愛に興味ない仕事中毒主人公に、見目も能力も家柄もピカイチ過ぎる、他人に興味ない年下朴念仁スパダリ様(笑)。

そんな2人に色恋がトントン拍子に進むわけはなく、、、。
つまり、彼らの恋愛としてのお話は、3冊全部読んで、まぁまぁ……(笑)?

読み応えとしては異世界珍事情のお話有りきで、周囲のキャラとか主人公達の恋バナ?はサイド的に一緒に楽しむ感じです。

でもまぁ、昔からの異世界トリップありがちな…(王家の紋章とまでいかないけど、笑)…冴えない主人公が、何故か周囲のイケメン有力者にモテモテなのは、、、2次元的お話のお約束でしょうか(笑)。

クソ真面目融通効かない(日本人的な)社畜根性を発揮しすぎが…スゲェ、、、(笑)!
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