ドルチェな僕らの恋について【単行本版】
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ドルチェな僕らの恋について【単行本版】

月野カケル

眩しく切ない青春時代の恋のやり直し

ネタバレ
2023年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作ほか1作収録、どちらも爽やかで甘いお話。絵柄そのまま、目に優しくて上品な雰囲気でした。
「ドルチェな僕らの恋について」
高校の同級生同士、かつての野球部エース・葉山×吹奏楽部だった相原。相原の所属する社会人楽団の新メンバーとしてやってきた葉山。思わぬ再会に、高校時代のキスから忘れられなかった想いが再燃。終始葉山が押しまくりで安心感があるけど、分かりやすくアプローチして手も出すのに告白はしないからもう焦れまくった。いいからとりあえず言え!(笑)野球部と吹奏楽部という青春ど真ん中のDK時代がただただ眩しい。切ない想いが成就してよかった。
「恋わずらいはお仕事のあとで」
体調を崩しやすい弁護士・櫻井×穏やか美人な薬剤師・一条。ひそかに想いを募らせる櫻井にやってきたまさかの大チャンス。合意とは言い難いレベルなので犯罪スレスレ(むしろアウト)だけど結果オーライ。
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