お荷物と呼ばれた転生姫は、召喚勇者に恋をして聖女になりました【単話】
マチバリ/南々瀬なつ
このレビューはネタバレを含みます▼
が、不快って話。ネリウス出現までは良かったです（以下彼への悪感情しかありませんご注意）
独善的（と書いて独り善がりと読む）なお兄様も、その独り善がりが冷遇され委縮してしまっている妹を思うが故とわかれば可愛いもので、何より和解が素早く以降は婚約の話もレイアの意思優先、レイアの心配が前面に出るシスコンお兄様になったのでヘイトはたまりませんでした。今まで嫌われていると思っていたからこそレイアの自己肯定感上げとして微笑ましいですし。
でもネリウス出現後はマジでダメ。もう全部ダメです。モヤモヤ通り越してどんどんムカついてくる。
冷遇されてたの気にかけてました→身分のせいで何もしてないけど（国一番の古代魔術師が）／
国一番の古代魔術師だけど魔王軍との戦いには参加してません→一国の王子は最前線に出ているのですが……／
聖女として活躍したらいの一番に婚約者候補に手を上げました→利用価値ありと判断されて初めて周囲に働きかけ工作し婚約まとめ始めるんだ…（そもそも超有能なのに下級な貴族が色なし姫に声もかけられないのに利用価値が山盛りになった聖女なら娶れるって何？逆でしょ普通。超有能で、身分高い政治に強い貴族が候補になるでしょ）
いや～なにこれ？口だけ男！
何もしてないのに上前だけ跳ねに来て、世界救ってる勇者を勝ち誇った顔で笑うのは何なんでしょうか？？？勇者との恋仲が理由で婚約も消滅してるんですよ？勝ち誇って笑う要素がない。あるとすれば勇者が「身分ナシの異世界人」って点に劣等感抱いてるの突破口見出して優越感抱いてるくらい？いや～～なにそれ性格も最悪！！レイア相手は純愛気取る健気アピールするけどことあるごとに揺れてるカズヤを嘲笑とかヘイトしかたまりません。そう思ってたら、なんですかラスト。なにこのラスト。自分の唯一の役割さえ私情挟み罠？にとらわれ失敗。すごい！無能！！！無 理＼(^o^)／
結婚式もお前は何様なのｗ「ヒロインに横恋慕する男」ってだけでなんでそんな偉そうなのｗ舞台にも上がってないのに上がった気になってる当て馬ですよこれ。何よりヒロインが一切揺れてないんだもん。むしろ揺れてたのはカズヤの方。それも相手が「貴族」だったらいいので彼じゃなきゃいけない理由がない。ここまで不快になる当て馬、珍しいです。
ネリウスのおかげで★4くらいの物語、★3に落とします。
いや～…本当何様だったんだ？
いいね
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG