このレビューはネタバレを含みます▼
最終巻のネタバレ注意です。
私は絶対に幸せになって欲しかったのです。
彼らは絶対に幸せになれるはずなのです。
ああーーーどうしてどうしてこうなるかなぁ?!!
愛おしさも希望も絶望も痛みも苦しみも全てが愛につながって、どうしようもなく生きて、それが2人でいる幸せの理由になってくれるはずなのです。
絶愛は完結したけど、2人はずっと痛みに耐えながら血を涙を流し、愛ゆえの絶望を抱えながら汚く惨めに十字架を抱えて生きて、失ったものの中から拾い上げた命とその命を燃やし燃やされることの意味や尊さを自問自答しながら、それでも手を離さないでいて欲しい。
自分勝手にそう願いながら最終巻を読みました。
こんな恋愛は現実にはできないし、したいとも思わない。万に1度だって助かる道は無いかもしれない。でも、どうか2人だけは幸せに。
あん時はヤバかったよなって、笑う2人が見たい。