【電子限定】ミッドナイト・ベルボーイ 松尾マアタ 短編集
松尾マアタ
このレビューはネタバレを含みます▼
短編が2つと「嘘つきは紳士のはじまり」「あやまちは紳士の嗜み」でおなじみのポールとジョナサンの番外編が4つ、松尾マアタ先生の2010年の手術体験記、あとがきがはいっています。
ポールとジョナサンシリーズの番外編が4つも入ってうれしいです。エンジェルとレヴィ、ステファン・ミルズとグレアム・カーニーのカップルも少し出ています。エヴァンも登場って、誰だっけ?「あまやちはー」に出ていたレコード店の店員で俳優志望の大学生でした。←確認しました。カラーイラストも多く見れてファンにはうれしい仕様でした。
あとがきで紳士シリーズの続きは「もし今後描く機会があれば何年か後の物語になるかな?って考えたりしてます。」とありまして、続編があるかもしれないことにワクワクしました。ハア、楽しみ。
短編はせつない感じのものとかです。さらっとしていますが、余韻が残ります。エロはほんの少しだけ。でも雰囲気がありますわ。骨格が素敵。
マアタ先生の絵が好きです。そしてストーリーも、あ~もっと読みたいってところで終わるのです。区切りはついているけど、この先が気になるところで。ページ数は少ないですが、結構満足感がありました。ポールとジョナサンに会えたのがうれしかったです。
2022年12月 総112ページ 修正=見えない構図
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