このレビューはネタバレを含みます▼
新話配信を楽しみにしているシリーズ。生まれた時からの専属侍従リアンドロス×大国の第3王子シン。シン…主人公でありながら3作目で満を持してスポットが…!
舞台のその世のどこか、はファンタジーの世界だけれどどこかこの現実のようでもあり、同性愛への偏見や王国同士を隔てるなにか、見たくないものに蓋をする描写があって。シンの、大国の王子ゆえの?奔放さは、世界の窮屈さの裏返しなのかなと思う反面、それにめちゃくちゃ振り回される苦労人リアンドロスがもう不憫で不憫で。特に3話とか…無自覚に非道だよーーシン。。
常に一緒にいて自分の味方であるのが当たり前であったリアが、自分の元から去って初めて気づく帰る場所(リア)の大きさ。リアの、夢に見る程の激重の執着と不器用な愛情がよき。
前作で2年後の2人の描写があるので、なんとなく安心して読んでいるけれど、次回最終話?はどんな展開なのかな~。最初不気味でこわっと思ったサディンも信念に添った人みたいだし。前2作を読みつつ、次回も楽しみにしています!!!