吾輩は猫であるが犬
」のレビュー

吾輩は猫であるが犬

沙嶋カタナ

カタナ先生纏めてくれてありがとう💕

ネタバレ
2023年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 元々第1話は短編で配信されていました。
後書きじっくり読んでないけど、もしかしたら纏まった経緯か書いてあるかもしれないですのでじっくり読ませてもらいます。
忠家族を中心にまわるストーリーとそうでないストーリーがあります。

第1話...こちらは短編で配信された言わずもがなの感動もんです。
第2話...ヒロインの兄目線で忠の妹ファーストが描かれてます。お兄さんも大好きなんだけど妹がこの世で一番大事なんだと羨ましい
第3話...兄の通う大学の教授の摩訶不思議な出来事が綴られてます。これは絶対に有料物件として猫の神様から唾つけられてます(笑)
第4話...こちらは忠ファミリーとは関係ない兄妹家族の話。犬の死に直面し自問自答する葛藤が描かれてます。私も飼い犬の死に3度遭いました。何度直面しても慣れるものではないし一匹一匹思い出したら悲しくなります。でもそれ以上の楽しい思い出をもらいました。この兄妹も悲しみを乗り越えて楽しい思い出を思い出して欲しいと願いました。
第5話...ゲームを配信するゲーマーと飼い猫の【おばあちゃん】私はこの話が一番好きでした。猫という姿のおばあちゃん😊微笑ましくてたまりません。それにカタナ先生のキャラに嫌味キャラがいない!!♦このゲーマーが最後にいい味出してます
第6話...忠ファミリーに犬がきた!忠と犬のテリトリー合戦ぼっ発かと思いきや、迷い犬は過去の自分だった(物理的じゃなく)という。それでも家族の力で人間不信を払拭していく温かいストーリーです。

人間よりも動物が主人公のこの作品。飽きさせることなく一気に読ませてもらいました。
シリーズで続いて欲しいと思いました
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