インディゴの記憶は夢の中【コミックス版】
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インディゴの記憶は夢の中【コミックス版】

鳥丸太郎

攻めの愛が溢れてる

ネタバレ
2023年1月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLアワード2023ディープ部門ノミネートおめでとうございます。
元々気になっていたのもあり、今回のノミネートを機に購読。
ヤクザという裏の世界で2人の純愛が眩しくて胸がいっぱいになりました。何度でも読みたい。

元組員で7年間刑務所に入っていた窪田×7年前の抗争の際の怪我で記憶喪失になった美人な組員・ラン。
ランが記憶を取り戻すキッカケになるのではと出所した窪田に近づくのですが、冷たくあしらわれるもランの体を知り尽くした抱き方をしてくる窪田。
付き纏っているうちに過去の因縁の相手と再会し、ランの記憶が戻っていくストーリーです。
窪田のランへの想いが切ないし、ランのためにしたこと全てが男らしすぎて泣けます。
自分の寂れた生活に彩りをくれたランに、借金という足枷を外してあげ、ランを苦しめた相手の片目を奪い、ランのしてしまった悪事は自分が責任を取り、信用できる奴にランを預けて服役なんて…これを純愛と言わずして、何というのでしょうか。
覚えていないならと、距離を置こうとするのも潔くて。
でもランの体を喜ばせてあげたいんだよね。しっかり抱いて気持ち良くしてあげてるのがまた堪らんのよ…
若い時の回想の中の窪田もかっこいいけど、かっこいい男は7年経って無精髭生えててもかっこいいということを改めて実感しました。
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