わたしの苦手な彼 分冊版
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わたしの苦手な彼 分冊版

ダダ/イアム

登場人物がほぼ全員好きになれず断念

2023年1月28日
分冊版12巻まで読みました。主人公がね……ちょっと無能設定が変にリアルで生々しすぎるのと、実はいいところがあるとかじゃなく本気で無能なのと、仕事はパワハラ上司に振り回され恋は吉川と笹原に振り回され泣いてばかり。なので共感通り越してゲンナリしちゃいました。主人公に自分を投影して読みたい人にはしんどいかも。
あとは、登場人物のほとんどが嫌味なキャラで読み進めたいと思えなかった。上司は昭和時代の典型的なパワハラ(ギャフンされるわけでもない)だし、同期の笹原は主人公の気持ちも考えず彼氏宣言して場をややこしくさせるし、吉川はもったいつけた言い方で悪い意味での勘違いさせてくるし、後輩ちゃんだけが唯一いい子だった。
一番嫌いなのは高迫。あいつはなんなの?一番部外者のくせに主人公にひたすら嫌がらせをして混乱させてくる。バイで吉川が好きだから主人公に敵対して……とかでもなく、今のところほんとに主人公が嫌いだからって理由だけで首つっこんでくる。彼が出てくるシーンはだいたい胸くそ。続きは読みません。
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