このレビューはネタバレを含みます▼
切なくて途中何度も涙しました。
誰もが羨むものを沢山持っていても、当たり前にあるものが無くて、ただ一人だけを欲しいと葛藤する強い気持ち。必死に抑えてる気持ちが切なくて苦しかったです。
自分を偽って抗いながら生きてきた苑が、矢野くんと両思いになれて、本当の自分で生きていけることが出来る。ずっと後ろ姿を見つめるだけだった矢野くんが、振り向いて名前呼んで駆け寄って来てくれた時の苑の涙が、もう…感無量で…泣
お母さんも本当にダメな母親じゃなくて良かった!
ストーリーにグイグイ引き込まれてあっという間に読んでしまいました。買って良かったです!