傭兵の男が女神と呼ばれる世界
」のレビュー

傭兵の男が女神と呼ばれる世界

野原耳子/ビリー・バリバリー

大河〜

2023年1月31日
なんというか、すごい。タイトル通り、マッチョが受けています。しかも複数人。倫理的にどうなんだ?というみてくれの方もいます。男が女神ってどうなんでしょうか。女神と言われたくないのだから、固執せず、他の呼び名にしてあげればいいのに、みんな性格悪いンですか~?といらんしんぱいをしてました。
受けさんの業の深いことと言ったら。みなそれぞれに抱えていますが、受けさんは死にたいわけでもなく、任務は遂行する。世界が壊れても構わないと思う反面、王座を負わされる少年を助けていく。
自分の想いと現実の乖離に苦悩するだけの人生って辛すぎる~! 愛されることを受け入れて、想いを素直に受け取って、救われた受けさん、良かった、良かったと涙を拭ったその後に、メロドラマもかくやというような、愛人騒動。読み手としてはあっけに取られましたが、気持ち的に救われました。
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