このレビューはネタバレを含みます▼
あと、私の大好きな主従関係物なので、ためらわず購入。でも上下巻にしなくても1冊にまとめられた内容のような気がします。しおりさんはかわいかったけど、あまりお話に必要と思わなかったし、頭の傷も、要としては父の懐中時計とセットで大事な思い出かもしれないけど、なんかあの回想シーンは睦がどうやって怪我したのか分からないし、話の最後の最後に出てくるから私としては「あ~そんな傷もあったね」みたいな大事な感じがしなくなっちゃってて、もうちょっと上巻で要の辛い過去とか父の病気とか小出しになってたら、私の気持ちがついて行けたかもしれないけど、急に母出てきて急に要が去って(契約切れても側にいさせてて言ったくせに)あっさり病気治って…と辛い過去っぽいのにふんわり終わったな…と思っちゃった。一馬も最初からしおりを気にしないで単なる当て馬だったら良かったのに。とにかく、上下巻にした割に事が色々起こるのは下巻だけな感じだった…。財閥との事で、後継者問題とか出てきそうだけど、なんか頭お花畑のご両親ぽかったから大丈夫かもな~