悪役令嬢は今日も華麗に暗躍する 追放後も推しのために悪党として支援します!
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悪役令嬢は今日も華麗に暗躍する 追放後も推しのために悪党として支援します!

道草家守(カドカワBOOKS)/高松翼/春が野かおる

おしい

ネタバレ
2023年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公がヲタで色々説明しちゃうのもわかる、主人公が今生きてる世界の作品を本当に好きで登場人物全推しなのもわかる、作者さんの萌えを全て詰め込んでるだろう感はとても出てるので正直それいる?っていう設定なども入り、ごちゃごちゃしてしまっているのがもったいないです。

主人公が推し推し言いすぎて全てのキャラに全力すぎるので、肝心のアルバートへの推しが軽く見えてしまいます。
アルバートは主人公の最推しなんですよね?でも今のアルバートと作品内のアルバートでの推し方は違う自覚もあるんですよね?でも主人公の言動がいまいちそこに結びつかないというか。

それに、作品のストーリーを進めるために悪役を演じていますが、芯もあるし力もあるし、凛々しい時は凛々しくて良いんですがそれにしては演じるのが少し甘い時もあり、悪役を演じてても皆に好かれすぎている気がします。
その設定が良い時もありますが、この作品では皆に好かれすぎては悪役という部分の良さが薄れてしまっていて残念に感じました。

結局何を中心に伝えたいのか微妙にズレてしまっているというかまとまっていないというか、面白いけどおしいです。
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