プリン君大活躍





2023年2月3日
作者の別作品「北北西に曇と往け」とはまったく関係のない作品なのだが、どうせなら本作を読んでから、北北西を手に取った方がいろいろいいと思う。私は北北西の方を先に読んでいて、あとから本作を見て「あ!」となったことがあった。
夢いっぱい、胸キュンな、乙女心をくすぐるんだろうなと思われるような(私は乙女心失いがちなので、正確に判断できないが)楽しい設定が繰り広げられるファンタジー。でもなぜか昭和の香りがただよい、セリフやノリに不思議な古臭さがあるのだが、それも味といえば味だし、それが嫌な人もいるかもしれない。絵は見ているだけでも楽しくて、細かいところまで工夫して書き込まれているし生き生きとしていてとてもすてきだった。絵を眺めるのにいい作品だと思う。
ストーリーは途中ちょっと間延びしているように感じることもあったのが残念で、微妙にはまりきれなかったのだが、序盤や終盤はまあまあよかった。特に主人公の兄、陣の幼いころのエピソードが私のつぼで、全体的なストーリーより、細かい設定やちょっとしたエピソードが魅力的な作品。好みは分かれると思う。
夢いっぱい、胸キュンな、乙女心をくすぐるんだろうなと思われるような(私は乙女心失いがちなので、正確に判断できないが)楽しい設定が繰り広げられるファンタジー。でもなぜか昭和の香りがただよい、セリフやノリに不思議な古臭さがあるのだが、それも味といえば味だし、それが嫌な人もいるかもしれない。絵は見ているだけでも楽しくて、細かいところまで工夫して書き込まれているし生き生きとしていてとてもすてきだった。絵を眺めるのにいい作品だと思う。
ストーリーは途中ちょっと間延びしているように感じることもあったのが残念で、微妙にはまりきれなかったのだが、序盤や終盤はまあまあよかった。特に主人公の兄、陣の幼いころのエピソードが私のつぼで、全体的なストーリーより、細かい設定やちょっとしたエピソードが魅力的な作品。好みは分かれると思う。

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