このレビューはネタバレを含みます▼
10巻まで読んで。さらに迷子に。
群像劇のようになっていきどんどん周りの人間の恋愛の軸が乱立。
この漫画の登場人物たちは自分の感情を殺して生きてるタイプが多く、控えめと言えば聞こえはいいのか、がしかし、恋愛に振り回されて自分の人生後手後手に回っている。読んでいてイライラさせられることが多いのが辛い。話は面白いんだけど。ドラマ化したりしたらみやすくていいのかな。
だとしても佐藤の元カノ(現婚約者?)のように欲しいものを手にいれるために手段を選ばないような横暴は許せない。この二人が並んで樹に挨拶するくだりが胸糞すぎて思考停止してしまった。漫画の中でなんとか天罰を与えて欲しい。
でもこの作者さん、そういうタイプじゃないだろうな。フェードアウトかな?
気を取り直して、11巻では詐欺まがいにあってる同僚の話中心になりそうだし、気になるっちゃあ気になるけど、騙されて学べ、とも思う。騙されたい時に騙されているんであって、渦中の人物を説得するのは難しいよね、自分で気づいて自分で立て直さないと、自分の人生なんだから。と冷めた目で見てしまうわ。はぁ、樹の幸せはいつ訪れるのだろうか。