このレビューはネタバレを含みます▼
こういう設定、好きっ！絵もキレイ。コミックスにまとまるの待ってました！しかし…1冊にまとめるとサラッとしちゃったかなー…という印象です。それぞれの設定やシーンをもう少し深掘りしてほしかったな。そもそもの始まりは何だったのか…？そのあたりの説明もほしかった。身体にアザが浮かび上がるとか、生け贄とか、生け贄の記憶を消す儀式とか…どんだけ呪われてるの？？？と。しかも神様の呪いから島民を守るための生け贄なのだが、島民がクズい！こんな島民のために生け贄になる必要ある～？？？な感じが拭えず。それでも主人公達が新しい道を切り開いてまで花嫁（生け贄）になろうとする理由にも共感できなかった…。そこ、共感させてほしかった。そうでなければ前花嫁の光月さんが、あまりにもやるせない…。主人公たちは現代に合った新しいやり方で花嫁になったから「生け贄」的な仕打ち・境遇はない。イベントのひとつのようになってるしね。そして両想いでハピエンだからいいけど、光月さんの「記憶（愛した人のことさえも）を失うことが救済」ってのが、どうにもやるせなかった。
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