盛り上がり要素満載設定のわりにイマイチ





2023年2月6日
読んでる時は世界観に没頭していっき読みしてたのですが
それでも、「あれ?もう両想いなの?」「あれ?もう信じるの?」とかって拍子抜けのオンパレードで、
期待しすぎたのか振り返るとガッカリが大きかったです。
もっと盛り上げてくれると思ったのにな、もっと心理描写してくれると期待してたのに…とか、各所で残念に思うことのほうが多かったです。
以下、ネタバレであらすじをまとめます。
元々の世界観が、Aの派閥とBの派閥に分かれていた国で
その国を支配する王の座を争ってAとBが戦争を繰り返した結果
勝利したAの派閥のトップが国の王となり、敗北したBの派閥のトップはいつか絶対子孫を王にしてやる!と心に決め日陰の身となる。
月日は流れ、Aの派閥の子孫が戦争以来王政を担ってきたわけですが
国民のことなんて一切考えず自分さえ楽しければ良いという最悪な王が君臨していました。
そんな王の元に生まれてしまったのが、今作の主人公。
女の子では王位を継げない!と、絶望した母親の手によって男の子として育てられます。
クズみたいな父親が亡くならないことには現状を打開できない、と王位を継ぐその日まで我慢していたのですが…
彼女が王位を継ぐ前に反乱が起きてしまいます。
そう、起こしたのはかつてのBの派閥の子孫で、今作のヒーロー。
彼もまた、クズみたいな父親の元に生まれ、クズな王に振り回されているこの国を変えたくて、現王族を討つことを決めたのでした。
前王の娘であることを隠し生きる主人公と、王位を弟に譲り現在の王族であることを隠し生きるヒーローが出会い、偽物の夫婦から始まり恋に落ちる物語です。
設定はこれでもかというほどワクワクするし、王道展開で感動させてくれるのかなと思ったのですが
1番丁寧に描いて欲しい部分が盛り上がりに欠ける印象で、どこもかしこも惜しい、そこでもっとこうしてほしかったのに、みたいな気持ちになる作品でした。
互いに敵同士のトップの子孫であることは重大な設定だと思うのですが、そのことが判明してピリピリする山場とかとくになく…。
中盤ではいつのまにか互いに相思相愛で、疑ったり不安に思う駆け引きすらなくて、そこ盛り上げてくれないの?とガッカリ。
1番は、王子として育った主人公の武術無双シーンがあるのですが、なぜそこにヒーローは現れないのか。
もっともっと盛り上げれたはずなのに、残念でした。
それでも、「あれ?もう両想いなの?」「あれ?もう信じるの?」とかって拍子抜けのオンパレードで、
期待しすぎたのか振り返るとガッカリが大きかったです。
もっと盛り上げてくれると思ったのにな、もっと心理描写してくれると期待してたのに…とか、各所で残念に思うことのほうが多かったです。
以下、ネタバレであらすじをまとめます。
元々の世界観が、Aの派閥とBの派閥に分かれていた国で
その国を支配する王の座を争ってAとBが戦争を繰り返した結果
勝利したAの派閥のトップが国の王となり、敗北したBの派閥のトップはいつか絶対子孫を王にしてやる!と心に決め日陰の身となる。
月日は流れ、Aの派閥の子孫が戦争以来王政を担ってきたわけですが
国民のことなんて一切考えず自分さえ楽しければ良いという最悪な王が君臨していました。
そんな王の元に生まれてしまったのが、今作の主人公。
女の子では王位を継げない!と、絶望した母親の手によって男の子として育てられます。
クズみたいな父親が亡くならないことには現状を打開できない、と王位を継ぐその日まで我慢していたのですが…
彼女が王位を継ぐ前に反乱が起きてしまいます。
そう、起こしたのはかつてのBの派閥の子孫で、今作のヒーロー。
彼もまた、クズみたいな父親の元に生まれ、クズな王に振り回されているこの国を変えたくて、現王族を討つことを決めたのでした。
前王の娘であることを隠し生きる主人公と、王位を弟に譲り現在の王族であることを隠し生きるヒーローが出会い、偽物の夫婦から始まり恋に落ちる物語です。
設定はこれでもかというほどワクワクするし、王道展開で感動させてくれるのかなと思ったのですが
1番丁寧に描いて欲しい部分が盛り上がりに欠ける印象で、どこもかしこも惜しい、そこでもっとこうしてほしかったのに、みたいな気持ちになる作品でした。
互いに敵同士のトップの子孫であることは重大な設定だと思うのですが、そのことが判明してピリピリする山場とかとくになく…。
中盤ではいつのまにか互いに相思相愛で、疑ったり不安に思う駆け引きすらなくて、そこ盛り上げてくれないの?とガッカリ。
1番は、王子として育った主人公の武術無双シーンがあるのですが、なぜそこにヒーローは現れないのか。
もっともっと盛り上げれたはずなのに、残念でした。

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