このレビューはネタバレを含みます▼
●好きな作者さんです。作者さん買い!短編集ですが、各ページ数などは立読みの目次でご確認いただけます。また、後半の3本は単話配信がされていて、そちらであらすじが読めます。
●表題作。めっちゃいい〜好きです!幼馴染で既に付き合ってるキヨと翔太がスタートさせる大学同居生活。初えっちがかなりの難関で、最後の最後でようやく…なんですけど、その過程がとてもほっこりします。もうめちゃくちゃお互いのこと愛してるんですよ…!!一番大切で、一番必要な人。良かったです。お隣さんがいい味出しててナイスアシストでした!
●『溶かして〜』こちらも好きです〜!鉄工所製造部の宮野と営業部の矢原。バチバチの犬猿の仲でしたが、唐揚げの取り合いをきっかけに距離が縮まって…。お互いの仕事を認め合うお仕事BLでもありました。矢原のいろんな顔を見たくなっちゃった宮野。矢原…過去も含めてホントにいろんな顔が見られます!
●『ジコチュー〜』あまりピンとこなかったです…ファンタジーなのかな?蛇のような男の子三滝に、面倒見の良いカズが懐かれるお話…なのですが、三滝が分かりにくい!それは愛情表現だったのか?!カズもカズで絆されてるだけなのか?!?!
●『先輩命令〜』船平が仏頂面キャラなので分かりづらいですが、ずっと青原のこと好きだったよねーーー!…というのが分かるように描写されてるのが良いです(「別に」のくだり)。笑顔と料理で青原の心と身体と胃袋を掴みました(笑)
●デビューコミックスだということでした!(多分)この読後感の良さは近著でも変わらずです。