このレビューはネタバレを含みます▼
母親の霊が憑いている藤間ハルヲ(画家、日本人と英国人のハーフ 26才)が出会ったのは鬼が憑いている白井清隆(無職 34才)。雨に濡れた身体でバスを待つ白井をなんとなく見過ごすことができずにハルヲは家に招きます。そのまましばらく同居することになり...。
憑きものがいる同士のふたりが困難を乗り越えて惹かれ合いながらもまた障壁があり、どうなるの?と心配になりました。ラストは少しアッサリかと思いましたが、読後感はよかったです。星4.5くらい。
2015年11月 総173ページ 挿絵あり