このレビューはネタバレを含みます▼
(BL小説)
夢を語り合い夢に向かった眩しい高校〜専学時代。
一緒に上京する約束が叶わず、東京と地元での遠恋で始まった社会人生活も四年目の24歳、
有名スタイリストのアシスタント紺、
地元実家美容院の美容師 綾野 の話。
遠恋開始後徐々に連絡がおざなりとなり、
すれ違っていく様を両者視点で追う心苦しい展開でした。
ラッキーな新卒特権を無駄にした綾野寄りの読み方になりつつも、余裕を奪われていく両者背景もわかり、どちらが悪いとかではなくて'だろう運転'の紺vs 'かもしれない運転'の綾野 なので、そりゃ事故りますって笑。
互いにかけがえのない存在だと気付くには遠回り試練だけど、
台風のような美山さんの存在が無かったらこの二人どうなってたのかな〜
主役を喰っていたその美山さん編→スピン『愛しのいばら姫』
こちらで紺と綾野のその後も伺えます