どうも、噂の悪女でございます
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どうも、噂の悪女でございます

三沢ケイ/m/g

2巻読了

ネタバレ
2023年2月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻。自業自得とはいえ、なかなかのざまぁでした。臆病なのでこのざまぁはいたかった。ひぃってなりました。
ヒーローが策を弄するタイプで好みです。ちょっと腹黒いくらいが魅力的。ヒロインを手に入れるためならなおのこと。年下というのも個人的にはつぼ。
ただ伏線が回収できてない気も。
主役2人の逆転ラブストーリー、というよりも悪役たちの自滅によるバッドエンドへのカウントダウン的な要素が半々のような。甘さ控えめで巻末のSSで糖分補給できたかな。
2巻。マリーの賢いイメージが崩れました。あれ、こんなにお花畑なかんじの人だったかなと。とりあえず2人の将来に弊害となる人々の断罪や末路は確定したけど、細部に違和感があって1巻まででもよかったかなと思いました。マリーの言動もそうだし、ユリシーズ国の設定も疑問に感じる点がちょいちょい。クロードの聖女への扱いを他国のダレンが気づいたのに自国の王や王妃が気づかんもんですかね。他にもダレンとマリーの泊まる部屋がなぜ一緒なのかとか、マリーがクロードと2人きりで行動したりとか、何人も参加者がいる中でダレンあんさつ計画を進めるとか。しかも実行者と同行してクロードは聡いのか愚かなのか。ちょっとむりくり感のある巻でしたね。
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