私のこと嫌いって言いましたよね!?変態公爵による困った溺愛結婚生活【単行本版】
北里千寿/刺身ナカミ
このレビューはネタバレを含みます▼
変態公爵という程では無いけども。クロード様は、公爵家の嫡男というので、肉食系貴族令嬢に群がられた挙句、清楚系の庶民女に騙されてしまったという過去があり、女性を毛嫌いしていた。無難だろうとお飾りの妻としてフィーリアを娶るが、ちょっ早でフィーリアに魅了されてからの、溺愛逆転劇。途惑うフィーリアを組み伏せ、処女の躰を舐め回した挙げ句「最後まではしませんよ。」と宣言する。ははぁ。焦らしプレイですか。2巻でやっとその変態公爵っぷりを発揮。え?ヤらないの?!っていう。自分で自分にお預け喰らわす変態っぷり。というのが変態公爵と言うのなら、成る程そうかも知れない。人前でフィーリアに「貴女のアソコの(蜜が)甘い」などと言ってのけるのも変態か。分かりにくいけど、拾えば細やかな変態っぷりも。フィーリアは貴族の妻として、閨についてはある程度覚悟しているものの、女性を毛嫌いしていた当初の公爵に「男女の仲になるつもりは無い!」と言われてたので油断してたんですよね。腹立つ事に何処で覚えたんだか、公爵がテクニシャンっていうのも笑えます。フィーリアは躰から籠絡されちゃうのか?公爵いつまで我慢するつもりか?心と躰が伴うエチエチがめでたし!の結末となるのか?楽しみでもあります。
【追記】4巻にて。公爵の変態ぶりが遂にエスカレート!
これまでも抱きしめてはフィーリアの匂いをクンカクンカする、というのはあったけれども。それはまだ可愛い方で。一緒に入浴を、というのを断るフィーリアに、風呂に入った自分を見ていてくれ、と要求。しかも風俗で言うところの「羨望鏡」を披露。服を着たままそれを見せられるフィーリア。えええ?!何この羞恥プレイ?!あ、変態でした!1巻では分からない公爵の変態っぷりはここからかも。何かと公爵とフィーリアに構って来る殿下も合わせて、賑やかしくなって行く様です。
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