計くんの幸せを祈りながら読みました





2023年2月20日
作者様買い。私の中でハズレがない作者様の一人です。大学4年生・司×高校生・計くんのお話し。まず計くんの性格が良いです。不幸を他人のせいにしないし人の長所に対してアンテナが高いです。一方司さんはというとちょっと飄々として掴み所がない。計くんの父親のことを知っても特段手を打つとか俺が守る!みたいな騎士道精神を発揮するでもなく、でも計くんの大切な輪の一部ではありたい、みたいな、視野が広いようで狭いある意味等身大の大学生。だからエチまでの展開が速いことで計くん大丈夫かなぁ…と私はハラハラしながら読んでいました。でも若い男子2人なので性には奔放だろうし、終わりまで読めば司さんがきちんと計くんを愛していることが伝わってくるし、何より計くんが司さんを大好きなので、計くんさえ幸せならもう何も言うまい!という気持ちになれました。計くんのモノローグに平行して描かれている最後のエチシーンが愛に満ちていて大好き。

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