このレビューはネタバレを含みます▼
大阪野私立男子校を舞台にした、ほんのりとした恋物語。歯がゆさ、切なさ、青年時代の煌めきを感じます。水瀬と東郷はくっつきそうでくっつかない。これからの未来の先にくっつくんだろうなぁ。これ読んだ時、自分も大阪に住んでいた高校生で、舞台になった高校も知ってたので、ドキドキしたなぁ。
今のBLにはない、初期時代のもだもだ、煌めきが詰まってます。電子で読めるようになったのはいい時代です😊
かわい先生の作品は、言葉の表現がすごく情緒的で、現実味もあり、とても好きです。猫の遊ぶ庭シリーズもおすすめ。