感動の作品です





2023年2月24日
オメガである教師の白根は自身のオメガというバースを受け入れきれなくて、他の誰とも共振しない52ヘルツの鯨がいると聞いてそうなりたいと願う。
そのために自身を律し出来うる限りの努力をしていたのに、高校時代に好きだったアルファの同級生と再会したり電車で痴漢に遭ったりしてヒートが始まり、律しきれない自身の懊悩は深まる。
それでもバースを超えた好きという感情で自分に対峙してくれるアルファの清成に自身も好きだという気持ちは抑えられず、二人はやっと恋人に。
もうとにかくオメガバースの厳しさを、オメガが貶められたり犯されたりというような扇情的な方法ではなく、地味に確実に読者に伝えてくれる作品です。
それでもそこに救済はあるのだというのが嬉しい。
お互いを大事にしあえる相手に出会うのは普通の男女でも大事なことだけど、オメガバースにおいては切実に必要なこと。
それが二人起こって本当によかった。
そして書き下ろしで二人の濃密なシーンがあってものすごく嬉しかったです。
そのために自身を律し出来うる限りの努力をしていたのに、高校時代に好きだったアルファの同級生と再会したり電車で痴漢に遭ったりしてヒートが始まり、律しきれない自身の懊悩は深まる。
それでもバースを超えた好きという感情で自分に対峙してくれるアルファの清成に自身も好きだという気持ちは抑えられず、二人はやっと恋人に。
もうとにかくオメガバースの厳しさを、オメガが貶められたり犯されたりというような扇情的な方法ではなく、地味に確実に読者に伝えてくれる作品です。
それでもそこに救済はあるのだというのが嬉しい。
お互いを大事にしあえる相手に出会うのは普通の男女でも大事なことだけど、オメガバースにおいては切実に必要なこと。
それが二人起こって本当によかった。
そして書き下ろしで二人の濃密なシーンがあってものすごく嬉しかったです。

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