イレブン殺人事件
」のレビュー

イレブン殺人事件

西村京太郎

西村京太郎氏のご冥福を祈ります。

ネタバレ
2023年2月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ この本、「短編推理小説集」だったんですね。「木登りは木で果てる」とはまさに「ホテルの鍵は死への鍵」に登場します「山崎五郎」と言う窃盗犯のために作られた諺ですね。彼はホテルへ盗みに入ったのが原因で「日下部栄子」と言う女性同様、「宮永菊一郎」に殺されてしまいましたね。「英雄色を好む」と昔からよく言いますが、一歩間違えれば「歌を忘れたカナリヤは」の殺人犯の「奥田洋一郎」みたいに「身の破滅」を招いてしまいますね。「殺人犯が主人公の推理小説」は沢山ありますが、「ピンクカード」の主人公で親友の「竹村秋子」を裏切って「夫殺し」ヘと追いやりました「岡部冴子」と言う女、本当に許せません!「因果応報」とは別人に成り済まして奥様を殺害し、自分も同僚に殺されました「仮面の欲望」の主人公で殺人犯の「坂口良介」やあらぬ噂を流布して「斉藤啓子」と言う人妻に殺されました、「優しい悪魔たち」に登場する「高井京子」「大橋亜木子」「坂西みどり」の3人の人妻のために作られた諺ですね。「裸のアリバイ」に登場しています殺人犯の「寺田」ではありませんが、美味しい話には必ずとてつもない「落とし穴」がありますね。推理小説の場合、「アリバイの完璧な人物」や「動機の弱い容疑者」や「新たな容疑者」が一番怪しいと言われていますが、僕も「渡辺良子」が「危険なサイドビジネス」の殺人犯だと推理していました。「水の上の殺人」に登場しています殺人犯の「秋山徳三郎」ではありませんが、「無免許運転」は「飲酒運転」は危険ですから絶対にしてはいけませんよね。「美しい薔薇には棘がある」とはまさに「危険な道づれ」に登場しています殺人犯の「芦川久仁子」のために作られた諺ですね。「モーツァルトの罠」に登場しています殺人犯の「三浦功」、本当に気の毒です。むしろ、彼を殺人ヘと追いやりました妻の「冴子」に腹が立ちました。「死体の値段」に登場しています殺人犯の「中島君子」にしましても、「大山卓造」の病死を隠していなければ「井上利夫」を殺さなくて住んだ筈ですから。
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