このレビューはネタバレを含みます▼
よくある悪役令嬢はヒロインもの。聖女と呼ばれ、浄化の力があるシルヴィアが分かりやすく悪女。身も心も捧げた王太子はゲス野郎。「簡単に股を開く女は好かん」と言いながら、愛人を侍らすシルヴィアに夢中という、矛盾だらけの男なのだ。転生前の記憶のあるコニーは、原作でシルヴィアの愛人の1人になるであろう騎士と共に辺境へ向かうが、土地の穢れに遭い、聖女に浄化申請する羽目に。騎士・イザークは、聖女に靡かないとは思うが、痺れを切らしたシルヴィアが何かして来るのは必定。どうする?!コニー!というところで1巻は終わり。コニーに聖女的なチートが備わって無いのが残念だけど、彼女にもきっと何かがある筈!頑張れコニー!