このレビューはネタバレを含みます▼
この漫画、四半世紀前に「ビッグコミックスペリオール」に連載されていましたね。僕はこの漫画のごく一部しか読んでいませんが、「黒皮金次郎」と言う時刻目前の殺人犯の物語がとても印象的でした。彼は福岡の暴力団組員で、行きつけのラーメン屋の店主に「悪い事は言わないから堅気になれ」と説教され、カッとなって店主を刺殺して逃亡生活を続け、時効を目前にしてラーメン店を開店しようとしました。きっと自分がしてしまった行為を後悔しているのでしょう。どんな人間でも何かの拍子でついカッとなってしまう事があるでしょう。しかしそこで理性を失ってしまったら負けですね。