エンドロールにくちづけ【電子限定描き下ろし漫画付き】
アオヒトヒラ
このレビューはネタバレを含みます▼
高校時代に演劇部員だった二人、一人は俳優にもう一人は普通の会社員に。
同窓会で出会って両片思いが成就するまでの話だけれど、うーん。
俳優になっほうが余りにも高校生のまま摺れてないのがなんか不自然。
映画やドラマにでも出ている売れっ子なのに高校の演劇部の続きをやろうとしてるしね。
その上高校の時のたった1回のキスの思い出を胸に抱いてとか、色恋沙汰にもまみれて当然の世界でどんだけ乙女なのと思ってしまう。
当て馬っぽい俳優も出てくるんだけど、その言動の意味が分からず最後まで謎のままであの人なんだったんだろう?
そして最後にえっちへの流れがちょっと唐突で、あとがきに作者も書いておられたけど別になしでよかったんじゃあと。
やむにやまれぬ情熱的な盛り上がりというより作業的な雰囲気だったし。
絵は綺麗だけど、攻めと受けの顔が同じなので、どちらも黒髪だった高校生の時、髪型だけでは見分けにくく、読んでてその区別に意識が削がれてしまうのもちょい興ざめでした。
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