このレビューはネタバレを含みます▼
現在2巻まで配信中の本作。「赤い糸の執行猶予」のスピンオフで原×薫CPの第3弾。弾1弾「叶わぬ恋の結び方」で縁切り屋と依頼主として出逢った2人が恋に落ち、結ばれ、第2弾「繋いだ恋の叶え方」では運命に翻弄される2人が互いを想うがゆえ、すれ違いながらも共に生きることを選びます。そして本作は…。あーっ!もうっ!ここまで本当に薫はよく耐えてきた。宿命に抗って、ようやくもう一度、幸福になる覚悟を決めた。それはとても勇気のいることだったと思う。そしてその勇気を持てたのは原さんのおかげ。原さんはどんな時も薫のそばにいて、深くて広い愛で薫を包み込んでくれた。なのに…まだなんか起こるんかーーーいっ!!!というのが本作です。揺るぎない想いで結ばれた2人…の「ご家族編」とでも言いましょうか…。1巻目は原家編。あー…そうね。そーゆー問題あるよね!的な、いわゆるご家族編です。完全なハピエンとはいってませんが、薫にとっては嬉しい発見もあり…。一応の区切りはついています。2巻目は神沢(薫)家編。薫の両親かと思いきや叔父が登場します。こちらは珍しく問題の起きないイチャラブ巻なのですが、叔父が現れてまだストーリーが進んでいないので、これから波乱が起こる予感…ぐわっ!初のおあずけですかっ!?フーッフーッ…いいですよ、待ちます!ついていきます、吉尾センセーっ!!!な2巻です!次巻を楽しみに待ってます!