ラベルド・タイトロープ・ノット 【電子限定特典付き】
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ラベルド・タイトロープ・ノット 【電子限定特典付き】

緋汰しっぷ

当て馬猪塚さんは、良い人なのよ〜〜😩

ネタバレ
2023年3月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 積読から…。情事の指の描写と大人の深く甘い空気感に惹かれてから、作者買いしています。この作品は特に何度も読み返しているシリーズ。最初は受けの荒れた性生活からの元サヤ物語かな?と思いましたが、何度か読み返すうちにあぁ、違うなと。大人な深い恋愛だなぁ…と、作者が描くその恋愛に酔いました😩

主人公 榛臣と同級生、そして夏生の3pやろうぜシーン。妻がいるその同級生は、同性は浮気にならない、ノーカウントだと…😩 (怖いなこの台詞。)榛臣の様なめちゃくちゃ色気のある、誘い上手で床上手(だろう)な男性がいたら、もう女性のいる意味ないんじゃ?と😩 。んーーこの辺りの描写はBLらしい、女性が理解できない男性だけの世界観が良かったです(実際だったらドン引きですが…)。

指の絡め方…そのタイミング、上手いです。相手の首に手を伸ばすシーンも、榛臣よ…完璧か…と😌。男性の心を満たしきる榛臣…(上手い!)。榛臣が夏生に振られたDKからの社会人デビュー、そこからの6年間、榛臣の失恋した心を埋めてあげていた猪塚さんというキャラもまた、私の心に刺さりました。

痛いのが好きなんだろ?て猪塚さん言いますが、マグロの女は嫌だとかって言いますが、そんなのは榛臣に合わせた作り話なのでは?と。榛臣が望んだ通りの適度な距離感を、そんな言葉や行為で作ってたんじゃないのかな?と。彼の最後のひと言…お前、最低だな、のあの時の表情😩 (うぅ…泣)。
はぁ、榛臣を愛していなかったらあんな傷ついた顔しないよー😩 痛い情事も、榛臣が望んだんだよ。情事で感じる痛みと夏生に言われて傷ついたあの時の心の痛みを重ねてさ、いっ時忘れた感覚を味わって…。そんな榛臣の真実を知った猪塚さん、だから6年間も榛臣の言う”セフ レ”関係がある意味続く事が出来たんじゃない? それは猪塚さんの愛情だったんじゃないかな?…それなのに…それなのに😩。猪塚さんに、1人になる為と、榛臣さんに言ったその後直ぐに夏生を部屋に上げてるしゃないか…😩😩 猪塚さーーーん😩

作者さま、編集者さま、猪塚さんスピンオフをお願い致します。。彼は良い人!
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