王と恋するふたつの月の夜
」のレビュー

王と恋するふたつの月の夜

名倉和希/北沢きょう

異世界 魔法系苦手でも楽しめる溺愛◎

ネタバレ
2023年3月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ (BL小説)異世界トリップファンタジー。
双月が浮かぶアンブローズ王国が舞台。
継母に虐げられていた瑞樹(19)が突然勇者として召喚。国王の愛玩動物(白いモフモフ獣)を救う為旅に放り出される始まり。

かなり可愛くってクスッと笑え切なさあり楽しい一冊◎
短い勇者の旅はいたいけな小動物タマちゃんを愛でる瑞樹の人柄や、毎夜逢える全裸の月の精霊とのふれあいに萌えが詰まり最高◎

国王フェディが瑞樹にメロメロになる過程も丁寧で大満足◎
タマちゃんと瑞樹の可愛さに負けず、三十路フェディが恋に落ちワタワタと激愛する姿も見所◎
北沢さんのイラストも素敵◎

唯一無二の伴侶となるドラマにフォーカスされているので、
複雑化しがちな異世界や魔法モノに苦手意識あっても、
違和感なくコミカルな溺愛譚を楽しめそう!!

タマちゃんvs瑞樹シーンは、夢オチでもいいからもっと引っ張って欲しかった〜笑。タマちゃんが恋しい〜
→同じ世界観で隣国の話『溺愛陛下と身代わり王子の初恋』
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