【合本版 第五部1-10巻】本好きの下剋上
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【合本版 第五部1-10巻】本好きの下剋上

香月美夜/椎名優

ついに女神降臨!!

ネタバレ
2023年3月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ シリーズもいよいよクライマックス(前半?)です。 終盤でタイトル通りになりました。 ハルトムートが喜びすぎてはるか高みへ上がってしまわないか心配したくなります(笑。 ローゼマインとしては迷惑な面もありましたが、女神の力で助かったこともあるのでプラマイ良かったかな・・・ とにかく大好きなシリーズで、あと何冊出るのか続編(外伝ハンネローレの***)が出るのか気になります。 WEB版になくて気になっていた、オルタンシア先生とラオブルートの関係(?)についてのエピソードがあってとてもうれしかったのですが、どのように亡くなったのか書かれていなくて、もっと知りたいです。 「シュタイフェリーゼより速く!」はその年のダンケルフェルガーの流行語(貴族内)大賞ではないかと思います。 ・・・
ちょっとだけモヤモヤ。 ゲオルギーネはものすごく頭が良いのに、なぜあんなに中小領地(しょぼい)のエーレンフェストのアウブになりたかったんでしょう。 リヒャルダいわくしつこく恨む性格だそうなので、自分より不出来な弟に男だと言うだけで地位をあっさり奪われたことで自分の努力も人生も否定されて恨み骨髄、怨霊みたいになってしまったみたいですね。 そして顔以外何一つ取り柄のないアホの子のディートリンデがこの(本の)あとどんな目に遭うのかがとても読みたいです。(後味悪いかな?) もうすぐシリーズが終わってしまうのが残念でいつまでも読んでいたいです。
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