苦しみとその先を描いた作品

何度かネット記事になっているのを見て、最後まで読んでみたいと思っていました。
ラッキーな事にセールで半額のタイミングで購入する事ができました。

事故当時、高校生だった作者様の心の内と、その後のご家族の姿や弟さんへの想いがとても真っ直ぐな言葉で綴られていました。

自分がまだ子供だった頃の家族って、大切な存在であると同時に、煩わしや鬱陶しさが勝ってしまう瞬間も多くて、存在の有難みや大切さを忘れていた時期もありました。
それでも今日まで生きていてくれた事、生きてこれた事に感謝したいと思わせてくれた作品です。
本当に読んでよかったと思います。

思い出す事も描く事もきっと辛かったと思いますが、描いて下さってありがとうございました。